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※今日の記事はちょっとした創作モノです

僕はごくフツーのエル男。

アストルティアで冒険を始めて数ヶ月。

マイペースで遊んできたけどそろそろソロで遊ぶのは飽きてきたな。。。



「そろそろチームに入ることを考えてみようかな」




そう呟いた刹那
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「ティームをお探しですか?」


緑一色の怪しい人が僕に話しかけてきた。


「ええ・・・まあそうですが・・・」


「それならば私のティームはいかがでしょうか?」


なぜか”ティーム”とN○Kのアナウンサーのような流暢臭い発音。

いきなりのことで動揺している僕を差し置いてあやしいモジャモジャの人は勝手に説明を始めた。


「私のティームはガチ勢からエンジョイ勢までお互いを尊重し合うダイバーシティを推進しているわ」

ダイバーシティ・・・?


「そしてそこから生み出されるイノベーションで常にティームを進化させ続けているのよ」

イノベーション・・・。

何でいちいち英語を挟みこんでくるんだろう。


「あなたはこれからどんなキャリアプランを目指しているの?」


唐突の質問に僕は不意を突かれた。
っていうかキャリアプランって就職じゃないんだから・・・。

「えーと、メインストーリーがそろそろ終わりそうだから今度はエンドコンテンツをと・・・」

こんな怪しい人は無視してさっさと立ち去ればいいのに、うっかり質問に答えてしまった。


するとモジャモジャの人は目を輝かせて言った。

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「なんてアメイジングな考えなのかしら!」

「私のティームではエンドコンテンツに挑むためのワンストップサービスを提供しているのよ。
ティーム創立から今日までのレガシーを活用して、より効率よくスキルアップできるノウハウがあるの。

あなたは強くなるためにどんなことをしているのかしら?」

「えーとコインボスのアクセ作りをちびちびと・・・」

「のん!アクセのパラメータ上昇なんてたかが知れているわ!あなたはまずレベル上げにプライオリティを高めるべきよ」

「あなたには常闇の聖戦をメルクマールとして、まずは聖戦に挑むためのレベルとプレイヤースキルを高めてもらうわ。そしてそこから常闇称号を獲得するまでのプロセスを私がマネジメントしてあげる。

ティーム一丸のアスリート・ファーストであなたを助けてあげられるわ」



この人はちょいちょい小難しい単語を混ぜ込んでくる。

「いえー・・・そこまでガチに強くなる気持ちは無くてですね・・・」


「あら。それならドレスアップとか緩めのコンテンツが好みかしら。

私ならその手のスペシャリストを何人か知っているから、ドレスアップの指導やハウジングの代行とかをオンデマンドでお届けできるわ」

「ファッションは常に変化するもの。それに何かと費用もかかるしね。ムーヴメントを見極めてワイズ・スペンディングしていくわ」


なんかそろそろ無理矢理経済用語を使っている風に見えるのは気のせいか。
(気のせいではありません)

「いえいえ!そんな色々コンテンツを遊ぶほどプレイ時間は取れないので!」


「あらまあお忙しい方なのね。でも心配は無用よ。

私達のティームでは、ゲームに偏ることなく生活できるようにライフ・ワーク・バランスに取り組んでいるのよ。

ログイン時間が一定時間過ぎるとアラームをならしたり、休止日を作ったりして、あなたの生活に合うよう私達がプランニングしてあげる。

あとウチはイクボス宣言を採択してて、ティーム全体でティアとリアルを両立しやすいゲームライフの実現を目指しているのよ、素敵でしょう?」


「あ、あのー僕はよく分からなくのでこの辺で・・・」

流石にしつこくなってきたのでとっとと話を切り上げて退散しようとした・・・が。

もじゃもじゃに腕を掴まれて帰して貰えない!


「待って!

ウチのティームはビヨンド・バージョン・フォーをテーマに、バージョン4以降もよりサステナブルな状態を目指しているの。
モチベーション、センセーション、エヴォリューション、3つのションの実現のために、その為にもあなたのパートナーシップが必要なのよ!
是非ウチのティームを将来のキャリアアップに繋がるスプリングボードとして考えて欲しい!」


「いえ!もう結構ですので!!」

助けて!もう帰りたい!!
ていうかションってなんだよ!


「あとウチは12のゼロを目指して活動するわ。

出会い厨ゼロ、暴言ゼロ、RMTゼロ・・・」


「ちょっと、質問してもいいですか?!」

必死でもじゃもじゃの腕を振り払いながらふと思い付いた事を聞いてみることにした。


「あなたのティームはあなた以外に何人いる!?」



もじゃもじゃは薄ら笑みを浮かべて言った。
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「ゼロよ」




「今までの話の中で実際に成果を挙げたことは?」

「ゼロです」




「というか行動に移したのは・・・?」

「ゼロです」



真面目に話を聞いていた僕がバカだった!!



「実績ゼロじゃねえか!」

「だからこれからゼロベースで活動を・・・」

「やかましいわ!!」







こういう言葉がスラスラ出てくるのはすげいなあ。


(実在の人物・政治とは関係ありません)



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