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アストルティア中を回り、キラキラ拾いに励む女性がいた。



そこにたまたま通りかかった富豪が彼女に話しかけた。



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「すばらしい天竜草じゃないか。どれくらいの時間、キラキラ拾いをしていたの?」



すると彼女は
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「そんなに長い時間じゃないですよ」と答えた。




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「もっと時間と垢を増やしていたら、もっとキラキラが拾えたんだろうね。おしいなあ」




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「最低限の装備とアイテムを整える分にはこれで十分ですからね」



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「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの?」



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「フレと他愛のないおしゃべりをしたり、
コインボスをワイワイ遊んだり、
イカ討伐にいったり。

それが落ち付いたらまだ終わっていないコンテンツをこなしたり、
時にはドレアやハウジングやプレイヤーイベントを楽しんだり。

ああ、これでもう一日終わりですね」



すると富豪はニヒルな顔でこう言った。
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「超勝ち組オブ勝ち組である僕がきみにアドバイスしてあげよう。」



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「いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、キラキラ拾いをするべきだ。
拾った素材は全部バザーに売る。
お金が貯まったら職人をする。
そうするとより効率よく儲けられる。
その儲けで難易度の高い商材にチャレンジしていくんだ。
やがて最新装備の仕事ができるまでね。

その頃にはきみはちっぽけな住宅村を出てレンダーヒルズへと進出していくだろう。
きみはヒルズの自前の職人施設から大成功品を生産し続けるのさ」




彼女は尋ねた。
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「そうなるまでにどれくらいかかります?」




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「半年、いやおそらく数ヶ月でそこまでいくね」



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「それからどうなるの?」



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「それから?

そのときは本当にすごいことになるよ」




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「今度は転売ヤーになって金の力で商材を貯めこんで、アプデが来たら一気にバザーに流して。
そしてきみは億万長者になるのさ。

理論値装備も珍しいパル装備もコインボス周回も思いのまま!
きみはアストルティアの有名人になれるんだよ!」





「・・・それで、億万長者で有名人になったあなたは何をするの?」




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「え?何をするのかって?


うーん、そうだな・・・」




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「フレと他愛のないおしゃべりをしたり、
コインボスをワイワイ遊んだり、
イカ討伐にいったり。

それが落ち付いたらまだ終わっていないコンテンツをこなしたり、
時にはドレアやハウジングやプレイヤーイベントを楽しんだり。

あとはあの愛しい人と再会できたら言う事は無いな」



「・・・・・・・・・・・・・・」
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「・・・あれ?」


それを聞いた女性は再びキラキラマラソンに戻っていった。







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「僕が本当にやりたかったことはお金持ちになることでも名声を得ることでもなく・・・」






????「・・・大丈夫。私はあなたを見守っていますよ・・・」



本当にやりたいことや叶えたいことは、意外とささやかですぐ側にあるのかもしれない。




おしまい!

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今回の話の元ネタはこちらでした。

ジューンブライドイベントが無かったからシラナミくんを弄ってみましたw