無題

呪文能力の優劣で差別が存在する呪文科高校

これは呪文科学校に入学した劣等生の兄と優等生の妹の波乱の物語である

※今回のお話からは元ネタとちょっと違う展開になります
 



「低級クラスの処遇改善を要求する!」

呪文科高校中の一斉通知機構(ドラキー)から発せられた嘆願

放送室を占拠した2年の低級生達の目的はこれだった


特待クラスと低級クラスの差別撤廃を放送は熱い口ぶりで訴えかける

低級クラスの教育環境の劣悪さや特待クラスからの差別などの不平不満を含めて、嘆願の読み上げは3分以上にも及んだ


「3時間以内に学校側の回答を求める!回答が無い場合、我々は本校に対する破壊行動も辞さない!!」

この言葉を最後に放送は途切れた



放送後静まりかえる生徒会室

と同時に生徒会宛てに教員連からの通知が届く
(チリン チリン)

それを生徒会長がため息交じりで読み上げた

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生徒会長「本件は生徒会に一任する、ですって」


一見職務放棄とも読み取れる一文だが、呪文科高校は生徒の自主性を重んじる校風である

生徒間のトラブルは生徒間で解決せよというのが基本方針になっているのだ

そのため生徒会は校則の変更や停退学の裁定、武力の行使など様々な権限を学校側から譲渡されている

生徒会が強すぎると私も思うが元ネタもそんな感じなので仕方がない

第一、教員キャラを作る余裕が私にはありませn



重苦しい空気の中、口火を切ったのは彼女だった



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マリカ「ヒュー♪学校で革命だなんて創作だけの話だと思ってたわ」

お兄様のクラスメートの千羽(ちば)マリカはこの状況にも関わらず目を輝かせている



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ライ「ったく。緊急時だって言うのに呑気なもんだ」

同じくクラスメートの東条ラインハルト・・・皆からはライと呼ばれている男はマリカの言動に呆れる

二人とも生徒会とは関わりが無い部外者だが、お兄様をからかいに偶然生徒会室に居座っていた



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十文字「ふっ、その緊張の無さが頼もしいな」

高校生とは思えない貫録で薄ら笑みを浮かべる十文字

どうやら千羽の無邪気な一言で生徒会一同の緊張がほぐれたようだった



落ち着きを取り戻して生徒会長は口を開いた
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生徒会長「こほん。まずは状況整理ね」



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渡部「放送室の周辺はざっと30人ほどの生徒が陣取っているようだ。指揮を取っているのが誰かまではまだ特定できていないが・・・」



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十文字「数は多いが我々生徒会総出でかかれば制圧は可能だろう・・・しかしこれだけの事をしでかした以上、何か切り札があると考えるのが妥当だろうな」



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お兄様「オレも同意見です。何らかの勝算があると踏んでの行動でしょう」



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生徒会長「かと言ってモタモタしていたら彼らが何をしでかすかわからないし・・・困ったものね」




お兄様「ですが」


その一言に全員がお兄様に注目する



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お兄様「分からないなら分かるようにすれば良いのです」





校舎中央の階段は2人の生徒が守りを固めていた

そこは放送室に通じる唯一のルートである

その割にはたった2人という一見薄い警備


だが、そこに至るまでのあらゆる道のりは彼女達の同士によって塞がれていた

生徒会を一度に相手にしては勝ち目が無い

そのため彼女達は生徒会の戦力を少しずつ削げるよう慎重に人員を配置してきた

度重なる同志達の妨害により、ここに辿り着くまでに生徒会は相当のダメージを負うだろう

そして疲弊した彼らをここで討つーーー

それが彼女達の役割であった


彼女達はただ静かにその時が来るのを待つ・・・筈だった



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??「・・・あなたたちは!」 


七草生徒会長を先頭に5人の生徒が彼女の前に姿を見せた

彼女達が想定していたよりも遥かに早い時間ーーー

余りの計算違いに彼女の顔からは焦りが見えた


その5人のうちの1人、お兄様が彼女に話しかけた
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お兄様「あなたが犯人グループの一員だったとは、驚きました」

お兄様「羽生先輩」 



以前お兄様が救った人物、第二剣道部の羽生の姿がそこにはあった
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羽生先輩「そんな・・・どうして!!」

敵意の目を向け、平静な顔付きを見せようとするが動揺を隠せない羽生

どう考えても彼らの到着は早すぎた


その疑問に答える言葉をお兄様は発した
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お兄様「おたからさがしですよ」

お兄様初の?一般的によく使われるスキルが登場した


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妹「お兄様のおたからさがしは宝箱はおろか敵がどこにいるのか読み取ることができるのです。たとえフロアや壁を隔てた場所であっても」

なんと本来のおたからさがしを超える効果がお兄様には発動していたのだ

ご都合主義とか言わない


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生徒会長「私達は兄上君の能力を使って、警備が薄いルートを通ってここまで来たってわけ。ここまでに通りかかった生徒は渡部さんや十文字くん達に任せてきました」

この場にいる以外の生徒会メンバーは、生徒会長を一刻も早く放送室に辿り着かせるために奮戦している

決して人数が多くて会話劇を続けるのがしんどいから出番をカットしたとかそんなやましい理由ではない


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羽生先輩「くっ・・・!!」



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生徒会長「そこを通してください。学校を代表して私達が交渉に来ました」



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羽生先輩「口から出任せを!そう言って私達を騙すつもりでしょう!」




??「そうだぜ、生徒会の言う事を真に受けるんじゃないぜ」



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彼女のそばにいた男が彼女の動揺を制した



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生徒会長「貴方は第二剣道部の・・・」



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翼丙「第二剣道部が部長、翼丙(つばさ ひのえ)。先日の部活連以来ですね会長」

彼はかけていたメガネを片手でクイッとやる

呪文科高校ではメガネを視力矯正としてではなく、何らかの能力を抑止する為に装着する生徒が殆どである

つまり彼もまた何らかの能力を隠している、というサインである



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翼丙「何が何でも放送室には入れるなと《あの人》のお達しだ。悪いが先には行かせないぜ!」


翼はスッと剣の構えを取った

その姿は一剣士としての凄味があった


その姿に勇気づけられたのか、羽生先輩も闘志を取り戻す
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羽生先輩「私たちはここを通すわけにはいかない!」


もはや問答無用

戦いは避けられない場面かと思われた


しかしその空気を切り裂いたのはお兄様だった
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お兄様「みんな、目をつぶれ!!」


それと同時に爆発音と閃光が辺りを包んだ
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会話中にお兄様は仕掛けていた

「忘却されし技能(フォゲッタブルスキル)」のひとつ、メガボンバーを

厳密に言うとジョーク技として広く認知されている・・・つまり忘れられていない技だが、戦略的に使われるケースはほとんど無い技である(コロシアムはわからないけど)

殺傷能力があるため直接相手に当てるわけにはいかないが、目くらましとして使うのには最適な技だった


この爆発に乗じてお兄様たちは生徒会長を引き連れて階段を駆け上がる


不意を突かれた羽生達は階段前に取り残された
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羽生先輩「くっ・・・待ちなさい!!」


お兄様達を追いかけようとする羽生先輩を制したのは二人の人物だった


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ライ「ここは通せんぼさせて貰うぜセンパイ!」
マリカ「進みたかったら私達を倒すことね」



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羽生先輩「そこをどきなさい!!」


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翼丙「一年如きが・・・実力の違いを教えてやらればならんな!!」

ここに2対2の対決が始まろうとしていた



一方、放送室に辿り着いたお兄様、妹、生徒会長の3人


お兄様のおたからさがしではこの中にいるのは一人と分析されていた


罠回避の技トラップジャマーで罠が無いことを確認し、3人は放送室に乗り込んだ



そこに待ち受けていた人物とは・・・



(次で入学編終わりですよおおお)



<キャスト>
お兄様  ダメジャーさん
妹  だっすん
千羽マリカ  だっすん
東条レオンハルト  ダメジャーさん
生徒会長  だっすん
十文字先輩  ダメジャーさん
渡部先輩  だっすん
羽生先輩  だっすん
翼丙  ダメジャーさん
メガボンバーの犠牲者  メギス領のおむつっこり


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