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むかしむかしあるところにダメジャーさんという若者がいました。

彼は悩んでいました。


「モテたい・・・!!」


ヨコシマな願望のオーラが既に出まくっていました。




そんなある日。

お城で盛大なパーティが開かれることになりました。


パーティに集まるのは各地から集まる美男美女。

みな一様に桃色に彩られたドレスにまとって、恋の話に花を咲かせるのだとか。


ダメジャーさんは思いました。


「このパーティに参加すればウハウハのモテモテだ」


しかし。

そんな考えを知ってか知らずか、ダメジャーさんの妹が彼にきつく忠告しました。
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「兄上のようなティ○エムレボリューな格好では恥をかくだけだわ。出かけるのはおやめなさい」

断固パーティには行かせないと言わんばかりの強い口調で、彼女は立派なカムシカ車に乗ってパーティへ行ってしまいました。


妹の言葉にショックを受けるダメジャーさん。

彼はそこそこのルックスこそありますが、ダメオーラとダメファッションセンスを生まれ持ってしまった存在。

そのため妹どころか周囲からも疎まれながら日々を過ごしてきました。


「くそっ!オレには一握りの希望すら許されないというのか・・・!!」


ダメジャーさんはくやしさのあまり、床に拳を叩きつけます。

八つ当たりはやめてください。


すると、どこからともなく声が聞こえてきました。


「奇跡も、魔法もアルンダヨ」
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声の主は天使なのかコスプレイヤーなのかよくわからない謎のプクリポでした。


プクリポはとまどうダメジャーさんにこう囁きます。


「アタシの魔法であなたをパーティに行ける格好にしてあげるわ」


なんとダメジャーさんごときに救いの手を差しのべるというのです。




普通ならあやしい人の言葉に乗せられてはいけません。

しかしこの時のダメジャーさんは藁にもすがる気持ちでした。


「その魔法をかけてくれ!パーティに行けるのならオレはどうなったっていい!!」
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おおむね思考停止な状態でプクリポの甘い誘惑に乗せられるダメジャーさん。

プクリポは大きく口を歪めながらその願いを聞き入れます。


「クックック・・・じゃなかった、ウフフわかったわ」


そしてダメジャーさんに呪文を唱えました。


「え~い バトリン バトリン」

「この冴えないダメエル男が イケプクの姿にな~あれ!」



もわもわもわもわ


呪文から発せられた煙がダメジャーさんを取り囲み、そして・・・


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なんとダメジャーさんが1匹のかわいらしいプクリポの姿になったではありませんか!


「こ、これは・・・!」


驚くダメジャーさんに彼女はこう言いました。


「さあ、パーティへお行きなさい。この姿ならどんな娘も思いのままよ」


この謎の魔法使いの自信に満ちた口調に勇気づけられ、ダメジャーさんはパーティが開催されるお城へと向かいました。





パーティ会場に到着すると、噂通り全国の美男美女がピンクの衣装に身を包んで楽しいひと時を過ごしていました。
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国に名だたる著名人なども参加していて、とてもダメジャーさんと同じ星に生まれた人間とは思えません。

来ては見たものの、周りの空気に圧倒され始めるダメジャーさん。

あのときに湧いてきた勇気はどこかへ消えてしまっていました。


「やはりオレが来るのは間違っていた」


諦めて帰ろうとしたその瞬間・・・。


「あの・・・もしよろしければお話を」


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声をかけたのは可愛らしいエル子二人組でした。


突然のことだったので、なかなか上手におしゃべりできないまま二人との会話は終わりました。

ですが声を掛けられて、会話をして、ダメジャーさんに勇気が舞い戻ってきました。


「この姿で・・・いけるプク!!」


ダメジャーさんはがんばりました。
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少しずつ色々な人との会話を重ね、こんなにたくさんの人達と打ち解けることができました。


そしてその中には心許せる人達の存在も。
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心なしか扱いが変身前の時と変わっていない気がしますが、それでもダメジャーさんはこのパーティを思い切り楽しみました。

周囲の人達もこの愛らしいプクリポに興味が募るばかり。

ゆくゆくはロマンスがあり余る勢いすら感じられます。



しかし、この楽しい時間もそう長くは続きませんでした。

あのプクリポのかけた呪文には秘密があったのです。



(つづく)


※このお話はとあるイベントを元にして作られたフィクションです。詳細は次回記事で。


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